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病害虫の防除方法

病害虫防除の方法は、耕種的防除、物理的防除、生物的防除、化学的防除の4つに分類することができます。 それぞれの防除方法について紹介します。 このページの目次 耕種的防除 輪作 土壌改良 抵抗性品種 物理的防除 誘蛾灯・黄色蛍光灯・反射テープ 土壌消毒 マルチング 防虫ネット(被覆資材) 生物的防除 天敵 化学的防除 農薬 性フェロモン 耕種的防除 栽培方法を変えることで防除する方法です。 輪作、土壌改良、品種改良による病害抵抗性品種や台木の利用などがあります。…

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病害虫の病原菌と害虫の種類

植物に害を与える「病害虫」について、病原菌と害虫の種類をまとめています。 このページの目次 病原菌の種類 害虫の種類 病原菌の種類 植物に病気をもたらす病原菌の種類は、主に次の4つに大別されます。 菌類(糸状菌) 糸状菌(しじょうきん)は、生きている植物の体に侵入し寄生して生活するカビの仲間。 植物の病気を引き起こす病原菌のうち、約7割がこの糸状菌によるものです。 水や風、種子を通じて伝染する「空気伝染性」と、土壌を通じて伝染する「土壌伝染性」の病気に分けられ、土壌伝染性の病気は「連作障害」の一因にもなります。 主な病気:萎黄病、萎凋病、うどんこ病、疫病、黒斑病、菌核病、さび病、立枯病、炭疽病、つる割病、苗立枯病、根こぶ病、白斑病、半身萎凋病、べと病、など 細菌 細菌は、体全体が1つの細胞でできている単細胞の微生物。 動植物の死骸を分解したり、自然生態系の中で物質循環に重要な役割を果たしますが、ある種のものは植物に寄生して病気を引き起こす原因となります。 感染経路は、かん水時や雨などで植物に付着して、傷口や葉の裏の気孔などから体内に侵入します。その後、細胞分裂を繰り返し増殖して発病します。 主な病気:青枯病、萎黄病、黒腐病、軟腐病、腐敗病、など ウイルス ウイルスは、カビや細菌よりはるかに小さい病原体で、生物の細胞内で増殖します。 感染経路は、アブラムシやウンカ、ヨコバイなどの昆虫によって媒介され、接ぎ木や挿し芽などの栄養繁殖によっても伝染して発病します。 また、感染すると有効な対策がないため、掛からないように予防することが重要となります。…

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コンパニオンプランツの組み合わせと効果

違う種類の野菜を混植することで、病害虫を抑えたり生長を助ける「コンパニオンプランツ」。 主なコンパニオンプランツの組み合わせ例とその効果をまとめています。 このページの目次 コンパニオンプランツとは コンパニオンプランツの組み合わせと効果 避けたい組み合わせと理由 コンパニオンプランツとは 野菜には、それぞれ集まりやすい特定の虫があり、出やすい病気なども異なります。 こうした特性を利用して、違う種類の野菜を一緒に栽培することで、病害虫を抑えたり生長を助けるといった、良い影響が出る組合せを「コンパニオンプランツ(共生植物)」と言います。 コンパニオンプランツによる効果には、次のようなものがあります。 害虫を防除する 病気を予防する 生長を促進する 必要とする養分を供給する 空間を有効活用できる 1.害虫を防除する 害虫は自分の好みの植物を探すとき、多くは匂いに頼っています。 異なる種類の野菜を混植すると、害虫は混乱し、目当ての野菜を探すのが難しくなります。 また、キク科、セリ科、シソ科など、強い香りを持つ野菜を用いると、それを嫌う害虫は近づかなくなり、近くで育つ他の種類の野菜も守られます。 2.病気を予防する…

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連作障害の原因と対策、各野菜の輪作年限について

同じ場所に同じ野菜を続けて栽培することで発生する「連作障害」。 ここでは、連作障害が発生する原因と対策、連作障害の出やすい野菜とそれぞれの輪作年限(栽培間隔)をまとめています。 このページの目次 連作障害の原因 連作障害の出やすい野菜と輪作年限 連作障害の対策 連作障害の原因 同じ場所で同じ作物を続けて栽培することを「連作」といい、やがて生産量が減少してくることがあります。 これを連作障害と言います。 連作障害は他にも、忌地、厭地、いや地、とも言われます。 その原因を大別すると、「土壌病害」「線虫害」「生理障害」の3つがあり、それぞれの症状と原因は、次のように考えられます。 土壌病害 土の中には多くの微生物が生息しており、中には病気を引き起こす病原菌も存在します。 一方で、植物は根から微生物の餌となる有機酸や糖、アミノ酸などを分泌しています。同じ科の植物は似た物質を分泌するため、連作するとそこに集まってくる微生物の種類も偏ってきます。 そのため、生物の多様性が崩れ、特定の病原菌だけが増えていき、土壌病害が発生しやすくなります。 連作障害で代表的な土壌病害には、次のようなものがあります。 青枯病 萎黄病 つる割病 根こぶ病 半身萎凋病 線虫害 線虫というと、野菜の根に寄生してこぶを作ったり、根を腐らせたりする「ネコブセンチュウ」や「ネグサレセンチュウ」などがありますが、これは線虫のほんの一部です。 ⇛ センチュウ類の特徴と対策・予防法…

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野菜の種類と分類

野菜を食用部位による分類、○○科など植物学に基づいた分類で一覧表にまとめています。 このページの目次 食用部位による分類 植物学による分類 他の分類方法 果樹の分類 食用部位による分類 野菜の食べる部位により、「葉菜類」「果菜類」「根菜類」の3つに分類されます。 分類食用部位野菜の種類 葉菜類 葉や茎を食べる野菜蕾を食べる野菜も含む アサツキ アスパラガス キャベツ クウシンサイ コマツナ シュンギク セロリ タマネギ チンゲンサイ ニラ ネギ ハクサイ パセリ ブロッコリー ホウレンソウ ミズナ ミブナ レタス ワケギ 果菜類 果実を食べる野菜 イチゴ インゲン エダマメ エンドウ オクラ カボチャ キュウリ ゴーヤ シシトウ・トウガラシ スイカ ズッキーニ ソラマメ トウモロコシ トマト ナス ピーマン・パプリカ マクワウリ メロン ラッカセイ 根菜類 根の部分を食べる野菜地中で肥大した茎を食べる野菜も含む カブ ゴボウ サツマイモ サトイモ ジャガイモ ショウガ ダイコン ニンジン ニンニク ラディッシュ 植物学による分類 植物学に基づく分類方法。栽培や連作障害を避けるときに役立ちます。…

 

堆肥・土壌改良資材・石灰資材の種類と特徴

主要な堆肥・土壌改良資材・石灰資材の種類と特徴、使い方などについて纏めています。 このページの目次 堆肥・土壌改良資材・石灰資材の種類 主な堆肥の特徴 主な土壌改良資材の特徴 主な石灰資材の特徴 堆肥・土壌改良資材・石灰資材の種類 主要な堆肥・土壌改良資材・石灰資材の一覧表です。 名前をクリックすると、それぞれの特徴について表示します。 名前特徴 堆肥 バーク堆肥肥料分は少ないが、土壌改良に効果大 もみ殻堆肥肥料分は少ないが、土壌改良に効果大(特に粘土質の畑) 腐葉土肥料分は少ないが、土をふかふかにする 牛ふん堆肥適度な肥料分を含み、土壌改良にも効果あり 馬ふん堆肥牛ふん堆肥に近いが、繊維分がより多い 豚ぷん堆肥牛ふん堆肥と発酵鶏糞の中間的存在 発酵鶏ふん化成肥料並の高い肥料効果 土壌改良資材 もみ殻くん炭微量要素を多く含む、アルカリ性の土壌改良資材…

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化学肥料(単肥)の種類と特徴・使い方

主要な化学肥料(単肥)の種類と特徴、成分含有量(NPK)、使い方などについて纏めています。 このページの目次 化学肥料(単肥)の種類 化学肥料(単肥)の特徴と使い方 化学肥料(単肥)の種類 主要な化学肥料(単肥)と成分比の一覧表です。 名前をクリックすると、特徴と使い方についての説明に遷移します。 ※成分比は製品により多少異なります 名前成分比特徴 NPK 硫安21–使いやすい速効性の窒素肥料 尿素46–液肥にもできる窒素肥料 過リン酸石灰-17〜20-元肥に適したリン酸肥料 熔成リン肥-20-土壌のpH調整にも役立つリン酸肥料 硫酸カリ–50速効性のカリ肥料 化学肥料の成分について 肥料の三要素NPKとは?- 野菜づくりに必要な栄養素 肥料の中の肥料成分、○○%以外の残りはどんな物質が入っているの?(外部サイト) 化学肥料(単肥)の特徴と使い方…

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有機肥料と化学肥料の違い

肥料には数多くの種類があり、大きくは「有機肥料(有機質肥料)」と「化学肥料」に分けられます。 ここでは、それぞれの特徴と長所・短所を纏めています。 このページの目次 有機肥料の特徴 有機肥料の長所・短所 化学肥料の特徴 化学肥料の長所・短所 有機肥料の特徴 有機肥料(有機質肥料)とは、油粕や米ぬかなど植物性の有機物、鶏糞や魚粉、カキ殻など動物性の有機物を原料にした肥料。 土壌微生物が分解することで吸収可能となるので肥効が長く、濃度障害を起こしにくく、微量要素やアミノ酸を含んでいますが、栄養分の含有量が低く、化学肥料と比較すると成分量当たりの価格が高くなります。 また、土壌微生物や土壌生物の餌になることから、それらの種類が増えて生物相が豊かになり、土の緩衝力が高まる効果もあります。 一方で、肥料として植物が利用するには微生物の協力が必要なため、土の状態によって肥効が左右されるなど、扱いが難しい部分があります。 野菜づくりに良い土とは 野菜を育てるための土作り 有機肥料の長所・短所 長所 ゆっくり効果が現れ、肥効が長く続く(緩行性) じわじわ効くので、野菜もゆっくり健全に生長する 土壌中の微生物の種類が増える 土の緩衝力(養水分を保持し供給する力)が高まる…

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