自宅のリビングで育てることができる、しいたけ栽培キット。
手軽に”もぎたて”シイタケが味わえるとのことで、試しに購入してみました。
しいたけの栽培方法は大きく2つ
自宅でしいたけを栽培するには、大きく次の2つの方法があります。
- しいたけの原木栽培(げんぼくさいばい)
- しいたけの菌床栽培(きんしょうさいばい)
しいたけの原木栽培
ナラやクヌギなどの原木に「しいたけ菌」を植え付け、半年〜2年近くかけて収穫する栽培方法。
自然環境の中で育つことで、香り、味、肉厚の良さが優れる反面、栽培期間が長く、安定栽培が難しいのが特徴です。
うちでも試しているので、どんな感じかはコチラの記事を参考にどうぞ。
原木しいたけの栽培方法。肉厚でジューシーな椎茸が収穫できた。しいたけの菌床栽培
おが屑に栄養源を混ぜて作った培地に「しいたけ菌」を植付け、空調管理された施設内で培養、3ヶ月ほどで収穫できる状態にする栽培方法。
短期間で安定した栽培が可能なため、スーパーなどで売られているシイタケはほとんど菌床栽培です。
で、今回紹介する「しいたけ栽培キット」は、この菌床栽培のモノになります。
しいたけ栽培キットでの育成の様子
購入した栽培キットは「しいたけでるデル」という商品。
箱を開けると、袋に入った菌床と受け皿、説明書が入っています。
普段の管理は超簡単。
1日2回ほど霧吹きで水をかけて表面を湿らせ、乾燥させないように付属の袋を掛けておきます。あとは直射日光の当たらない明るい室内に置いておけばOK。
で、到着して2日目には、しいたけがポコっと出てきました。
4日目。
5日目。
6日目。
しいたけは、傘が6〜7分開きのときが採り頃とのことで、いよいよ収穫です。
手でもぎ取ってみる。肉厚で軸も太い!
すぐにバター焼きにしました。
傘の内側を上にして焼き、ひだに汗のような水滴が浮いてしっとりしてきたら食べ頃です。
見てこのみずみずしさ。水滴というより水溜りがきでるほど。
やはり、もぎたて椎茸のバター焼きは絶品です。
原木栽培と比べるとどうかな?と思ってたんですが、全然負けてませんね。旨い。
一度食べると、スーパーとかで売ってるモノでは満足できなくなるので要注意。これマジで。
しいたけの収穫数は
最終的に発生したしいたけの数は、この写真の分だけでした。
また、しいたけを採り尽くした後、この菌床を24時間ほど水に漬けると、また発生する場合もあるようです。
これもやってみましたが、その後しいたけが出る様子もなく終了致しました。
商品によって当たり外れもあるかと思いますが、私の場合はどうだったんでしょうね。
しいたけ栽培キットの入手先
しいたけ栽培キットは、ホームセンターやネット通販などで手に入ります。
スーパーで売ってる値段を考えると、しいたけを自分で育てて節約という訳にはいきませんが、、育てる楽しさと食べる美味しさ、その感動はプライスレス。
尚、菌床栽培のキットは、しいたけの発生に適した温度(10℃〜25℃)である春と秋に販売されていることが多いので、その時期をお見逃しなく。