
テントウムシに見た目そっくりで、葉を食害する害虫「テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)」。
テントウムシダマシ被害の特徴と、対策・予防法をまとめています。
テントウムシダマシ被害の特徴
テントウムシダマシが発生しやすい野菜 |
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ジャガイモ ナス ピーマン・トウガラシ類 食用ホオズキ |
ナスやジャガイモなど、主にナス科の野菜の主要害虫。
「ニジュウヤホシテントウ」という名前ですが、テントウムシと見た目そっくりなので「テントウムシダマシ」と呼ばれます。


成虫と幼虫(体長5mmほどで多数のトゲを持つ)が、葉裏から食害して生育を妨げます。
テントウムシダマシの対策・予防法
対策
幼虫・成虫は見つけしだい手で捕まえて駆除します。
農薬(殺虫剤)を使う場合は、「ベニカXネクストスプレー」などが有効です。5種類の成分を配合した殺虫殺菌スプレー剤で、幅広い植物に使うことができます。
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予防法
収穫後の植物の残渣は早めに処分し、冬場は越冬場所になる落ち葉の除去など畑の清掃を行いましょう。
また、窒素過多にならないよう、肥料の与えすぎには注意。
裏葉に付いている20〜30粒の塊の卵や幼虫は、見つけたら駆除しておくことで、他の植物への被害を抑えることができます。
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