野菜の育て方や栽培の基礎知識を学ぶのに役立つおすすめの本を厳選して紹介します。
本選びのヒントとして、初心者でも読みやすく実践的な内容のものを中心にまとめています。
野菜の育て方
野菜毎の栽培マニュアル。
藤田 智の 新・野菜づくり大全
「NHK趣味の園芸 やさいの時間」でおなじみの藤田 智先生が、家庭菜園の基本から丁寧に教えてくれる一冊。
NHKにご出演されているだけあって誰にでもわかりやすい解説で、家庭菜園の初心者の方は特に、はじめの一冊にオススメ。各野菜のプランター栽培のポイントも収載されています。

栽培工程1つ1つに写真が付いているので、実際の様子とも比較・イメージしやすいです。(ただ、細かく解説されている分、一つ一つの写真が小さめ。)
決定版 野菜づくり大百科
野菜づくりに本格的に取り組みたい方、家庭菜園の幅を広げたい方におすすめの大百科。
種まきから収穫までの全ての栽培手順がイラストで図解されているため、「何を」「いつ」「どうやって」やればいいのかが明確で、とにかくわかりやすいです。

各手順が詳しく解説されていて、より専門的かつ体系的に学べる構成です。繰り返し活用できる「家庭菜園の辞書」として、一冊あると頼りになります。
新 野菜つくりの実際 第2版
家庭菜園ではなく、“農業”として野菜を育てるならこの一冊。
作物ごとに、種まきから収穫・出荷までの全工程を体系的に解説し、露地・トンネル・無加温ハウスなど各作型にも対応。
病害虫防除や施肥設計だけでなく、経営に直結する指標や作型選びのポイントまで網羅しています。

これから就農する方、規模拡大を目指す農家、営農指導者にも最適な、プロ農業者のための実用書シリーズです。
栽培技術
野菜栽培で覚えておきたい技術・ノウハウ。
基本からわかる土と肥料の作り方・使い方
土と肥料の基本が“見てわかる”。初心者にやさしい図解ガイド。
野菜や花を育てるための土の構造や性質、肥料の種類や使い方など、土と肥料に関する基本的な知識を、イラストを用いて丁寧に解説しています。

畑・花壇から鉢・プランターでの栽培まで、目的別にやさしく徹底解説されており、初心者でも安心して土づくりと施肥に取り組むことができます。
基本からわかる堆肥の作り方・使い方
家庭菜園でできる堆肥づくりを、イラストでやさしく解説。
家庭で手軽にできる生ゴミ堆肥や腐葉土の作り方から、施し方のコツまで、栽培の成否を大きく左右する堆肥と緑肥の活用法をやさしく解説しています。

堆肥の基本的な知識や作り方、使い方を、豊富なイラストとともにわかりやすく紹介しており、初心者でも安心して堆肥づくりに取り組むことができます。
決定版 コンパニオンプランツの野菜づくり
野菜の育ちを良くし、病害虫を減らす「コンパニオンプランツ」の知識を、イラスト入りでわかりやすく解説。
88通りの植え合わせワザが紹介されており、畑やプランターでの実践にもすぐ活かせます。

農薬や化学肥料に頼らず、自然の力を活かした栽培を目指す方におすすめの一冊です。
連作でよく育つ野菜づくり
「連作障害」も、科学的根拠に基づいた原因と対策を知れば怖くない。
本書では、連作障害が起きる仕組みから、野菜別に連作障害の予防・対策法、連作を実践するプロの技まで、イラストを使ってわかりやすく解説されています。

畑が小さくても、毎年安心して野菜を育てたい方に。連作を“避ける”のではなく、“上手に続ける”ためのコツが詰まっています。
病害虫と対策
野菜栽培で発生する病害虫とその対策についての本。
やさい病害虫ハンドブック
家庭菜園で直面する病害虫の問題を解決するための実用的なガイドブック。
野菜ごとに発生しやすい病害虫を網羅し、それぞれの症状や原因、対策・予防方法をわかりやすく解説しています。
豊富な写真やイラストを用いて、初心者でも直感的に問題を特定しやすい構成となっており、家庭菜園の現場に置いておきたい一冊。

病気の症状や害虫がカラー写真で掲載されているので、実際の状況と照らし合わせて探しやすいです。
雑誌の定期購読

季節に合った内容が届く、雑誌の定期購読。
定期購読なら、その時期に役立つ栽培情報や最新の動向をタイムリーにチェックできるので、「今なにをすればいいのか」が迷わず分かり、スムーズに行動できます。
私もよく読んでいるオススメの農業・家庭菜園雑誌は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
