
宮城県の郷土料理で、すり潰した枝豆を餡に用いる餅菓子「ずんだ餅」。
収穫したての枝豆で作ってみたので、作り方を紹介しておきます。
煮込みなし、潰して混ぜるだけの簡単レシピです。
収穫したての枝豆
夏の日差しをたっぷり浴びて育った「枝豆」。うちの農園でも、いよいよ収穫の時期を迎えました。

収穫したばかりの新鮮な枝豆は、豆の風味が格別です。その美味しさを味わうなら塩茹でが定番ですが、ぜひ試していただきたいのが「ずんだ餅」。
「ずんだ餅って、作るのが難しそう…」と思うかもしれません。でもご安心ください。今回ご紹介するのは、煮込むような本格的な作り方ではなく、枝豆を潰して混ぜるだけの簡単レシピです。

レシピ
材料(切り餅2個分)
- 枝豆:150g(さや付きの状態で)
- 砂糖:20g(大さじ2)
- 塩:ひとつまみ
- 切り餅:2個
作り方
塩茹で

まずは、枝豆を塩茹でします。
通常は4〜5分ほどですが、少し柔らかくなるように+1分ほど茹でます。
さやから豆を取り出す

茹で上がったら、さやから豆を取り出します。
薄皮をむく

さらに、豆の薄皮をむきます。
薄皮は、豆を1粒ずつつまみ、2本の指で皮を引っ張るように力を入れるとむきやすいです。
すり鉢で潰す

すり鉢に入れて、滑らかになるまで潰します。
砂糖と塩を入れて混ぜる

砂糖と塩を加えて混ぜます。
味を調整して、餅にのせる「ずんだ餡」の完成です。
お餅にのせて完成

お餅は柔らかくなるまでレンジでチン。(焼き餅にはしません。)
お餅の上に、たっぷりと「ずんだ餡」をのせれば、「ずんだ餅」の完成です。
豆の風味に包まれた素朴な味の「ずんだ餅」。
枝豆を潰して混ぜるだけの簡単レシピですが、「ずんだ餡」の甘さと豆の風味は絶品です。ぜひお試しあれ。