畑仕事ではしゃがんだ姿勢の作業が多いため、座ったり立ったりを繰り返していると腰が痛くなってきます。
そこで便利なのが、お尻にくっつけて手ぶらで移動可能な農作業用イス。
農作業用の補助椅子
畑で使う農作業用の補助椅子には、いろいろな種類があります。
長い畝を横に移動しながらの作業には、タイヤ付きの椅子が便利です。
しかし、畝間の通路がぬかるんでいたり、凸凹だったりするとスムーズに動かず使いにくいため、きれいに整地された畑での使用に向いています。
うちも場所によってはぬかるんでいるため、タイヤ付きのものは使わず、代りに「お風呂用の椅子」を愛用しています。
プラスチック製で耐久性があり、軽く、接地面積も小さいため、どんな場所でも使いやすいのでオススメです。
しかし、移動のたびにイスも手で運ぶ必要があるため、長い畝で延々と横に1歩ずつ移動しながらの作業だとそれが面倒くさい。
それなら椅子自体をお尻に固定してやろうかと思っていたら、すでに商品としてありました。
腰に結んでお尻に固定できる椅子
同様の商品はいくつかあったのですが、今回購入したのは「らくだろー」という商品。
発泡スチロール製で非常に軽く、高さは15cm/20cmで調整可能なのが特徴です。
紐で腰に括り付けて固定。ゴムを通すので、適度にフィットさせることができます。
ゆったり座れる大きさではありませんが、作業用の腰掛椅子としては問題ありません。
しゃがんで農作業を繰り返す際には、椅子を手で持たなくても移動できるので楽ちん。
作業時、お尻に引き寄せて座るのがコツです。
気になるのは耐久性でしょうか。
紐を通している箇所にはツバ管が入っており、紐との接点は考慮された作りになっています。
底面はフラットな形状で厚みもあり、体重80kg近い私が座ってもなんともない強度です。
とはいえ発泡スチロール製のため、繰り返し使っているといづれ劣化してくるだろうと思います。
それでもやはり発泡スチロールならではの軽さと、両手フリーで移動できる腰掛椅子は、農作業で腰を痛めないために重宝すること間違いなし。