
ショウガ(生姜)栽培で発生しやすい病害虫。
それら症状の特徴と防除方法をまとめています。
目次

病気
ショウガに発生しやすい代表的な病気と、その対策・予防法をまとめています。
根茎腐敗病
葉鞘の地際部や幼芽に水がしみたような病斑ができ、腐敗します。
株の地上部分は黄褐色となり、倒れるか立ち枯れ状態になります。
病原菌はカビの一種で、土壌から感染します。
その他の病気
モザイク病 | 葉にモザイク状の病斑が出て萎縮します。原因ウイルスをアブラムシが媒介します。 |
害虫
ショウガに発生しやすい代表的な害虫と、その対策・予防法をまとめています。
アワノメイガ

サツマイモネコブセンチュウ
根に寄生し、根を腐らせたり葉を枯らせる土壌病害虫。
その他の害虫
病害虫予防のポイント
ショウガ栽培で病害虫を予防するためのポイント。
種ショウガ
種ショウガは無病のものを利用しましょう。
前年収穫したものを種ショウガとして利用する場合、根茎腐敗病に掛かっているものは使わないよう注意。


また、種ショウガを植え付ける際には、大きなものは小さく分割(1片が50g前後の大きさ)して植えるようにすると、強い芽が出ます。
アワノメイガは弱い芽を狙うので、防除効果が期待できます。
連作障害
同じ科の野菜を同じ場所で続けて栽培すると、土壌中の成分バランスが偏って、病気や生育不良になりやすくなる「連作障害」。
ショウガは連作を嫌う野菜です。同じ場所での栽培間隔を4〜5年あけるようにしましょう。
参考リンク
