
「ノーザンルビー」という鮮やかなピンク色のじゃがいもを頂いたので、その華やかな見た目を活かした料理をいくつか作ってみました。
ノーザンルビーの特徴
小ぶりで、サツマイモのような赤い皮のジャガイモ。「ノーザンルビー」という品種です。

最大の特徴は、なんといってもこの美しいピンク色。皮だけでなく、中の果肉まで鮮やかなピンク色に染まっています。

この色素の正体は、ブルーベリーや紫キャベツにも含まれるポリフェノールの一種「アントシアニン」です。アントシアニンは抗酸化作用があることで知られており、見た目が楽しいだけでなく、体にも嬉しい成分が含まれています。
味や食感
食感は、やや粘質で、加熱しても煮崩れしにくいのが特徴です。そのため、ポトフなどの煮込み料理や炒め物、サラダなど、幅広い料理でその形をきれいに保つことができます。
味わいは、一般的なじゃがいもに比べてややさっぱりとしており、ほのかな甘みがあります。どんな味付けにも馴染みやすい、使い勝手の良い品種です。
加熱しても色落ちしにくい
色鮮やかな野菜は加熱によって色が褪せてしまうこともありますが、ノーザンルビーのアントシアニン色素は熱に強く、加熱後も美しいピンク色を保ちやすいという優れた特徴があります。
ポテトチップスやポテトサラダなどにすると、その美しい色を最大限に活かすことができます。

ノーザンルビーを使った料理
ポテトチップス
まずは、スライスしてポテトチップスに。
油で揚げても綺麗なピンク色をしています。

ノーザンルビーの食感は、やや粘質ですがホクホクしているので、ポテトチップスにしてもパリパリして美味しいです。

ポテトサラダ
続いては、ポテトサラダに。
皮付きのまま(←ビタミンの流出を防げます)水から茹でて、熱いうちに皮を剥いて粗めにつぶします。
ゆで卵、ハム、キュウリ、タマネギと一緒にマヨネーズと混ぜ合わせて、ピンク色のポテトサラダができました。

味は少しあっさり系。ホクホク食感で美味しかったです。
何より、見た目がピンクでかわいいと、うちの子も楽しそうに食べていたのが印象的です。