プチ栽培記録にも使える家庭菜園SNS3選

栽培記録をつけねばと思いつつ、記録が面倒でモチベーションが続かない…

そんな場合は、家庭菜園SNSを活用してみてわ。

家庭菜園SNSとは

栽培記録アプリ

家庭菜園SNSとは、家庭菜園や野菜栽培を楽しむ人をターゲットにした「特化型SNS」。

家庭菜園愛好家同士の活発な交流の場として人気のWebサービスです。

家庭菜園SNSでできること

家庭菜園SNSでは、次のようなことができます。

  • 日記(栽培記録)
  • 菜園仲間との交流(SNS)
  • 栽培に関するQ&A(ナレッジコミュニティ)

栽培日記を投稿して備忘録やメモとして残したり、菜園仲間と交流を楽しんだり、栽培でわからないことを質問してアドバイスを貰ったり。

菜園ライフがより楽しくなるだけでなく、野菜栽培の支援ツールとして活用することができます。

主要サービス

いくつかの家庭菜園SNSがありますが、中でも人気のサービスを3つピックアップ。

実際にしばらく利用してみたので、それぞれの特徴を簡単にまとめておきます。

家庭菜園SNSの比較

主要機能である、栽培記録・SNS・ナレッジコミュニティに加え、現場でサクッと入力できるかなどの操作性をポイントに、ざっくりと比較。

菜園ナビ

菜園ナビ

耕運機メーカーのオーレックが運営する、家庭菜園SNS「菜園ナビ」。

栽培記録

写真とフリーテキストで、日記形式の記録が付けられる。

菜園ナビ(日記閲覧)

また、予定と実績の設定ができ、予定が近づくと画面で知らせてくれるので、ちょっとしたタスク管理にも使える。

菜園ナビ(予実管理)

SNS

フォローしているユーザーの投稿はタイムラインに流れ、それぞれの投稿に対して「いいね!」などのリアクションがとれる。

菜園ナビ(SNS機能)

アクティブなユーザーが多く、交流も活発に行われている印象。

ナレッジコミュニティ

日記を投稿する際に「みんなにコメントを募集する」にチェックを入れると、みんなからアドバイスを貰うことができる。

他ユーザーの栽培記録を参考にする場合は、サイト内検索が備えてある。が、検索結果はわかりづらい。

菜園ナビ(検索機能)

また、栽培方法に関するコンテンツが充実しており、各野菜の栽培方法や土作りなどのノウハウが纏められている。

操作性

サイトはスマホにも対応しており、PC/スマートフォンどちらからでも利用することができる。

但し、スマホアプリは提供されておらず、操作性はそこそこに留まる。

菜園ナビ(スマホ画面)

PCからの入力がメインであれば、特に気にする必要はない。

Cropnet(クロップネット)

Cropnet(クロップネット)

ベルグアース株式会社が運営する、家庭菜園SNS「Cropnet」。

注意

2022年8月3日 サービス終了となりました。

栽培記録

菜園ナビ同様、写真とフリーテキストで、日記形式の記録が付けられる。

今風の画面デザインで、写真も大きく使いやすい。

Cropnet(日記閲覧)

作物ごとの予定は設定することができないので、予実管理には使えない。

SNS

フォローしているユーザーの投稿はタイムラインに流れ、それぞれの投稿に対して「いいね!」などのリアクションやコメントを投稿することができる。

タイムラインは、フォローしているユーザーだけでなく、全てのユーザーの投稿を見ることも可能。

Cropnet(SNS機能)

アクティブなユーザーが多く、交流も活発に行われている印象。

ユーザー検索では、地域を指定しての検索ができるので、近所の農家さんや菜園なかまを探せるのも嬉しいポイント。

また、気になるテーマや関心ごとなどを話し合うことができる、コミュニティ機能が新たに新設された。

ナレッジコミュニティ

日記を投稿する際に「みんな教えて!」にチェックを入れると、みんなからアドバイスを貰うことができる。

他ユーザーの栽培記録を参考にする場合には、品目・過程・キーワードで絞り込み検索ができる。検索結果も写真付きで見やすく使いやすい。

Cropnet(検索機能)

また、栽培情報に関するコンテンツ「Cropペディア」では、栽培方法に加え、会員の栽培記録もズラッと見ることができる。

操作性

サイトはスマホにも対応しており、PC/スマートフォンどちらからでも利用することができる。

スマホから利用する場合は専用のアプリが提供されており、使い勝手は良い。

Cropnet(スマホ画面)

私のように、現場で写真をとってサクッと投稿したい派には◎。

PlantsNote(プランツノート)

PlantsNote(プランツノート)

IT会社のエイムネクスト株式会社と写真素材の販売を事業とする株式会社フォトライブラリーが共同運営する「PlantNote」。

厳密には、家庭菜園SNSではなく、植物の栽培記録のポータルサイトという位置付け。

栽培記録

写真とフリーテキストに加え、作業時間、農薬/肥料/資材の使用量、収穫数などを記録することができ、設定した栽培地域をもとに天候情報を自動で取得してくれる。

PlantsNote(日記閲覧)

サマリーページでは、栽培記録の集計情報を見ることができ、積算温度や日照時間もわかるようになっている。

PlantsNote(記録サマリー)

日記ベースのメモだけでなく、数値化して栽培技術の向上や経営分析に繋げることが狙いであれば、これが一番近い。

SNS

SNSのようなユーザーとの交流を促す仕組みではないが、気になる栽培日記の購読とコメント投稿は可能。

PlantsNote(ノート購読)

ナレッジコミュニティ

Q&Aを投稿できる掲示板が設けられており、ここに質問を投稿すると回答が貰える。

PlantsNote(QA機能)

また、他ユーザーの栽培記録を参考にする場合には、サイト内検索も備えられている。検索結果も写真付きでわかりやすい。

PlantsNote(検索機能)

また、栽培方法に関するコンテンツも充実しており、各野菜の育て方について纏められている。

操作性

サイトはスマホにも対応しており、PC/スマートフォンどちらからでも利用することができる。

スマホから利用する場合は専用のアプリも提供されている。

PlantsNote(スマホ画面)

PlantsNoteで個人的に最も気に入っている点は、とにかくレスポンスが早いこと。

PCからでもスマホからでもサクサク画面が動くので、入力や閲覧に一切ストレスがない。言い換えると、他の2つのサービスではレスポンスに若干のストレスを感じる。

本格的な栽培記録なら農業クラウド

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これまでは、農業にITを活用するにはITシステムの導入負担が大きかったのですが、「利用した分だけ払う」料金体系のクラウドサービスにより、コストを安価に抑えられるようになったため、個人農場でも活用しているところが増えているようです。

どんなサービスがあるのかコチラの記事でまとめましたので、参考にどうぞ。

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