「農ある暮らし」を考える人のための本特集

「農ある暮らし」を考える人のための本特集

「農ある暮らし」に興味があっても、実際どう始めたらいいのかは人それぞれ。

このページでは、半農半Xや地方移住、自給的な暮らしなど、さまざまな切り口からその実践を紹介する本をまとめました。

暮らし

半農半Xという生き方

自給的な農のある暮らしと、自分の好きな仕事「X」を組み合わせたライフスタイルを提唱する一冊。著者・塩見直紀氏が実体験と豊富な取材をもとに描く、「働き方」「生き方」を見直すための実践的なヒントが詰まっています。

地方移住や持続可能な暮らしに関心のある人におすすめです。

やまむ
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私も実践中の「半農半X」。

私の場合は、人生の豊かさを農的ライフに見出したのが発端ですが、別に農じゃなくても価値観は人それぞれ。

こんな生き方もあるんだよ、というヒントになる1冊です。

半農半X 「半農半X」というライフスタイル。こんな生活もありだと思う。

週末は田舎暮らし—ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記

都市に暮らしながら週末は田舎へ――“二地域居住”という新しいライフスタイルを実践した著者のリアルな体験記。家探し、地域との関係づくり、畑づくりなど、ゼロからの挑戦をユーモアを交えて綴ります。

田舎暮らしに憧れる人や移住を検討中の人にぴったりの入門書です。

やまむ
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ちょっと想像するだけで大変そうですが、それを、子供がいて会社勤めの共働き、という環境で8年も続けられてるそうな。

東京と南房総を200往復以上。いっそ移住した方が・・・とも思いますが、二地域居住だからこそ俯瞰できる、都会と田舎それぞれの魅力。そして、それらが相互補完的に作用する。

移住よりも資金と行動力・体力は必要ですが、1つの形として、二地域居住というライフスタイルもありだなと思いました。

田舎暮らしに憧れる、でも都会を離れられない。そんな方は参考にしてみてわ。

農家に教わる暮らし術―買わない 捨てない 自分でつくる

昔ながらの知恵と工夫に満ちた、農家の実践的な暮らし術を紹介。

身近なもので修理・再利用し、買わずに工夫して暮らす方法が満載です。掃除道具や保存食づくり、日用品の手作りまで、「ムダなく暮らす」ためのヒントが詰まった一冊。

サステナブルな生活を目指す方に。

やまむ
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農家さんは本当に何でも自分で作っちゃう。そんな小さな暮らしに憧れて、うちでも少しずつ取り入れてみようかな。

からだにも自然にもやさしい石鹸、洗剤、入浴剤、化粧水などの「日用品づくり」、ベランダでできる「生ゴミ堆肥づくり」や庭木の枝でできる「炭焼き」。石窯や囲炉裏、小屋などの憧れの「住まいづくり」、自然とのつながりや循環を広げる「家畜のいる暮らし」…

誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書

地方移住歴20年超の著者が、理想と現実のギャップを赤裸々に綴る実用書。地域選び、物件探し、生活費、人間関係など、田舎暮らしの落とし穴とその対処法を具体的に解説します。

移住を検討するすべての人に、現実的な視点と心構えを与えてくれる一冊です。

やまむ
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理想だけでなくリアルな課題も包み隠さず書かれていて共感。農ある暮らしを続けるには、こういう現実視点が欠かせないと思います。

パーマカルチャー菜園入門

自然の仕組みを活かし、持続可能な暮らしを目指す「パーマカルチャー」の考え方を基礎から紹介。家庭菜園に応用できるデザインや植え方、水の使い方などを図解入りでやさしく解説します。

初めてでも無理なく始められる、環境にやさしい菜園づくりの入門書です。

うちの農園もこんな仕組みを取り入れつつ、暮らしを含めて循環可能な生活をデザインしたいなーと思っているんですが、そんなアイデアが詰まった一冊。

食べる

リトル・フォレスト

自然豊かな東北の小さな集落で、自給自足に近い暮らしを送る女性の日常を描いたコミックエッセイ。野菜づくりや手仕事、保存食など、四季の恵みを活かした生活が静かに綴られます。

農ある暮らしの魅力と、自然と共に生きる心地よさを感じさせてくれる一冊です。

やまむ
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スローフード、ロハス、田舎暮らしと聞くと、少し前に流行ったファッション的なモノを感じますが、この作品は本来のソレで、自然と共に生きている姿が描かれています。とっても素敵な漫画。

映画化されてます

あきたこまちにひとめぼれ

秋田の米食堂「こまち」で働く女子高生・秋田小町が、全国各地のブランド米の魅力を熱く語るグルメ漫画。​

各品種の特徴や炊き方、相性の良いおかずなど、五ツ星お米マイスター監修のもと、実践的な米知識が満載。​読むと白ごはんが食べたくなる一冊です。

やまむ
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ヒロインの「毎日食うのにどうしてこだわらねぇんだべ?」が突き刺さりました。

美味しいお米の炊き方、おかずとの相性で選ぶお米の品種など、いろいろ勉強になります。

雑誌

soil mag.

農、食、暮らし、環境をテーマに、多様な生き方や価値観を紹介するインディペンデント雑誌。農的な暮らしを軸にしながらも、表現や思想、カルチャーの交差点としての視点が光ります。

自分らしい暮らしや働き方を模索している人におすすめの一冊です。

やまむ
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不定期で今のところ年1回くらいの発刊ですが、ワクワクする内容にいつも楽しみにしています。

ソトコト

地域づくり、ソーシャルグッド、ローカルベンチャーなどをテーマに、人と地域をつなぐ新しい動きを紹介する雑誌。

地方での働き方や暮らし方、地域課題への取り組みなど、前向きな実践例が豊富に掲載されています。

地域に根ざした生き方に関心のある人におすすめです。

年刊誌に変更になりました。次の発行予定は2025年3月。

ロハスブック

「健康と持続可能な暮らし(LOHAS)」をテーマに、食、子育て、住まい、ものづくりなど、日々の暮らしに根ざした実践例を紹介するライフスタイル誌。

ロハスフェスタ大使に選ばれた10人の「ロハスびと」の暮らしぶりを通じて、自然と調和した生活のヒントが詰まっています。

エコで丁寧な暮らしを目指す方におすすめです。

田舎暮らしの本

全国の空き家・古民家物件情報を中心に、移住者の体験談、自治体の支援制度、家庭菜園やDIYのノウハウまで、田舎暮らしに役立つ実用情報を網羅した月刊誌。

1987年創刊の老舗で、地方移住や二地域居住を検討する人の強い味方です。

「100万円以下の家」や「菜園付き物件」など、具体的な物件特集も充実。田舎での暮らしを真剣に考える方におすすめです。

TURNS

都市と地方をつなぐ新しい暮らし方や働き方を紹介するローカルライフマガジン。

移住や二拠点生活、地域での起業や仕事づくりなど、多様な実践例を通じて、地域との関わり方を提案します。

地方での暮らしや地域とのつながりを模索する人におすすめです。