農業と地域の再生を図るモデルケースとして注目されている、農業テーマパーク「もくもくファーム」。
どんな感じなのか、現地視察に(遊びに)行ってきました。
もくもくファームとは
もくもくファーム(正式名称:伊賀の里モクモク手づくりファーム)は、三重県伊賀市にある体験型農業複合施設。
園内では、手作りハムやウインナーが食べられ、さまざまな農業体験や動物との触れ合い、温泉・宿泊施設もあり、結婚式を挙げることもできます。
6次産業化の成功モデル
カンブリア宮殿の放送を観て知ったんですが、もくもくファームは、過疎の町に年間50万人50億円を呼び込む奇跡の農業テーマパーク。
農業を基礎とした生産、加工、流通・サービス・販売の融合で、視察団も年間400件以上もやって来るなど、農業と地域の再生を図るモデルケースとして注目されています。
これを立ち上げたのが2人のオサムさん(木村修氏・吉田修氏)。その軌跡はコチラの本で語られています。
うちのファームも、農の風景や体験に付加価値を見出して、人が集まるような畑にしたいなぁと思ってるので、なにか良いヒントがあればと、現地視察に(遊びに)行ってきました。
もくもくファームをフル満喫
新名神ができて、京都・滋賀/名古屋・四日市方面からのアクセスがさらに便利になった「もくもくファーム」。
今回は朝から入って、体験教室を1つ、後は園内をくまなく回ってきました。
園内は結構広く、見たり食べたりしてると丸一日満喫できます。
園内を散歩してるミニブタ
園内に入ると、放し飼いのミニブタがウロチョロしてます。
大人気のミニブタ・ショー。
予想以上に芸達者な豚。
自然遊び
所々に自然遊びができるポイントがあります。
ザリガニ釣り。
ハンモック。余裕で寝れる。
牧場で動物と触れ合い
小さなのんびり学習牧場では、ヤギや羊、馬、牛などがいて、間近で触れ合うことができます。
ポニーにも乗馬できる。(子供だけ)
自家製ビールや食べ物が超旨い
もくもくファームでは、ウインナーやベーコン、パン、ビールなどが作られていて、それらは園内で食べられます。
あらびきソーセージとか。(パリッ、ジュワッ)
肉厚ベーコンのマフィンとか。
屋外で飲む自家製ビールとぐるぐるウインナーのコンボは格別。(ペロペロキャンディーみたいに持って、かぶりついて食べる)
パン工房。
他にも、トマト料理のお店やマフィンのお店などなどありましたが、他でつまみ食いしすぎて回りきれませんでした。
ちなみに、もくもくファームで作られてるモノは通信販売でも購入可能。
摘みたて焼きしいたけ
園内には、きのこ農園もあり、そこでしいたけ狩りも体験できます。
ハウスの中で栽培されているしいたけを好きなだけ収穫し、250円/100gで量り売り。
摘み取ったしいたけは、その場で串に刺して、焼きしいたけにして食べられます。
5分ほど炙って、傘の部分に水滴が出てきたら食べごろ。
塩だけで食べるんですが、肉厚&ジューシーでかなりヤバイです。
原木しいたけの栽培方法。肉厚でジューシーな椎茸が収穫できた。 自宅でキノコが育てられる「しいたけ栽培キット」を試してみた体験学習
もくもくファームでは、手作りウインナー教室をはじめ、季節に合った体験学習が多数用意されています。
今回は、いちごの季節(ハウス栽培)ということで、イチゴタルト教室に参加してみました。
子連れファミリーからカップルまで、ワイワイ楽しい2時間ほどの教室で、こんなタルトが完成。
体験教室では、自分でものをつくる楽しさ、そのおいしさを体験できるのはもちろん、食べ物の成り立ちを知ることで、毎日の食事がもっと楽しくなります(・ω・)b
リピーター会員4万人
もくもくファームでは、4万人もの人が熱烈なリピーター会員になっているのだそうです。
その仕組の核となるのが「モクモクネイチャークラブ」という会員制度で、各種優待サービスや体験型イベントを通して、固定客を確保しているんだとか。
他にも、野菜作りを学べる貸し農園「農学舎」や、県内外に直営レストランなどもあるので、興味ある方はHPをご覧あれ。