2013年春作で栽培した「じゃがいも(キタアカリ、アンデスレッド)」の栽培記録です。
2月24日:種芋準備
じゃがいもを切って1週間ほど乾かす。


本来は、ウイルス性の病気に感染している可能性があるため、毎回、消毒済みの種芋を購入する方が良い。
今回は、これまでのうちのやり方に従って、前回収穫したものを種芋にした。
2月28日:土作り
- 堆肥:なし
- 肥料:なし
- pH:6.5

3月3日:植え付け
品種:「キタアカリ」「アンデスレッド」。
30cm間隔で10cm深さの穴を掘り、切口を下に置く。
ナイロンマルチで霜よけ。
詳細 → じゃがいもの植え付け




3月19日:発芽
発芽確認。
ナイロンマルチだと、芽がナイロンの熱にやられるので、稲わらマルチに変更。
次回は、最初から稲わらマルチ、もしくは、ナイロンマルチのままで、芽が出たら手探りでマルチに穴あけ。


4月2日:間引き
2本だけ芽を残して間引く。
茶色の芽は、霜でやられたもの。
4月いっぱいは霜の危険があるので、稲わらを芽の上にも軽くかけておく。


4月4日
種芋7個中1個が腐っていた。
赤じゃが「アンデスレッド」を植え付け直した。

5月5日:追肥
追肥。
株間に米ぬかボカシ肥(こぶし大)。

5月14日
病気っぽい苗を撤去。
やはり購入した種芋ではないので、病気発生率が高いのかもしれない。
じゃがいもの肥大期なので、カリ成分を追肥して土寄せした。
- 追肥:片側一筋(手前)に草木灰。
- 土寄せ:残さ等を焼却した土を追加で入れた。



5月21日
花が咲き出した。
花に栄養がいってしまうので、見つけたら花は除去。

6月23日:収穫
じゃがいもは、葉が黄色くなって萎れているものが収穫適期。
まずは、キタアカリ。
葉が黄色く萎れていることから、収穫時期だと思われる。
葉があまり大きくないが、そこそこの大きさの芋が入っていた。



次いで、アンデスレッド。
キタアカリに比べて、葉が大きく育ち、上にピンと立っている状態。
収穫が遅れて芽が出ても困るので、このタイミングで収穫したが、やはり芋はまだ小さかった。




早速、アンデスレッドの新じゃがを試食。
この品種はホクホク系で煮崩れしやすいとのことで、ブタ肉を加えて甘辛炒めに。

甘さもあって、ホクホクして、なかなか美味しかったです。
種芋について
今回、種芋7個の内、3個が生育不良や病気のために除去した。
使った種芋は、検定イモではなく、うちで採れたじゃがいも。そのため、ウイルス病などが原因であった可能性が高いと思う。
これを機に、今後うちで栽培するじゃがいもは、消毒済みの検定イモのみにする予定。