さび病の症状と対策・予防法

葉に膨れた斑点がでて、さび状の粉で葉が覆われる「さび病」。

その症状と発生原因、対策・予防法をまとめています。

さび病の症状

さび病が発生しやすい野菜
カブコマツナ、シュンギク、ダイコンタマネギチンゲンサイニラニンニクネギ、ミズナ、ミブナ、など

葉の表面に、オレンジや黄色、赤、白、黒、褐色など、さまざまな色をした盛り上がった斑点が現れます。やがて表皮が破れて粉末(胞子)が飛び散ります。

症状が激しいと、葉の全体がさび状の粉で覆われ、葉が巻きあがるようにして枯死します。

植物の表面にできる胞子が鉄さびのように褐色の粉状であることから「さび病」と呼ばれます。(胞子の色は黒色、褐色、淡黄色、白色などさまざま)

主な原因と伝染経路

さび病菌には、同じ種類の植物間を伝染するものと、違う植物の間を行き交うものの、2つのタイプがあります。

後者の例では、ナシ類とビャクシン類を行き来するものがあり、それぞれ赤星病とさび病の原因となります。

さび病の対策・予防法

対策

発病した葉などは除去して処分します。

治療薬には、有機農産物栽培(有機JAS)にも使える殺菌剤「カリグリーン」が効果的です。炭酸水素カリウムを主成分としているので、散布後、副次的にカリ肥料にもなります。

予防法

異なる植物間を病原菌が行き来するタイプの場合は、それらの植物を除去します。

例えば、ナシ栽培地域付近ではビャクシン類を植栽してはいけないなど、条例を制定する地域もあるので注意が必要です。